sabato 30 marzo 2013

Grammatica della lingua italiana



Grammatica della lingua italiana

Venti lezioni di livello intermedio





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martedì 19 marzo 2013

イタリアの父の日


イタリアの父の日 - La festa del papà in Italia


ヨセフ
San Giuseppe e Gesù
 イタリアでは3月19日に聖ヨセフの日を祝います。その日は、イタリアの父の日でもあります。同じ日にこの2つの祝日が重なったのは、聖ヨセフが聖母マリアの夫であり、イエス・キリストの養父であったためです。つまり聖ヨセフは父性愛の象徴であり、全ての父親が持つ徳性(美徳)の象徴とされています。さらに聖ヨセフは、貧しい人々や疎外された人々、そして独身女性達の守護聖人でもあります。人々は“聖ヨセフと聖母マリアがイエス・キリスト誕生の際に誰からも手をさしのべてもらえなかった”という言い伝え(二人がよそ者であるという理由で、出産という大変な状況にもかかわらず、誰一人として家に泊めてあげようとする人はいなかった。このためにイエスキリストは後に洞窟で出生することとなった。)を聖ヨセフの祝日に思い起こします。聖ヨセフが貧しく疎外された、多難な父親であったという言い伝えを基に、多くの村では、特にイタリア中南部地方の村では、貧しい人々を招いての宴席が設けられます。それぞれの家の主は宴席で貧しい人や聖職者をもてなします。
falò di S. Giuseppe in Abbruzzo
また、聖ヨセフは大工の守護聖人でもあります。それは聖ヨセフの職業が大工であったからです。そしてこの祝日は農民達が秋の収穫後の枯れた畑を燃やし、次の作付けに向けての準備をする時期にあたり、まさに春の始まりを告げる祭でもあります。イタリア南部の多くの村では、畑に薪を山積みにし、たき火をおこし、その上を少年達が飛び越えて遊ぶという昔ながらの行事が続けられています。この祝日は農業におけるある種の浄化儀式を通して、人間を母なる大地に結びつける絆を思い起こさせる特別な意味合いを持つものなのです。
ゼッポラ”
le zeppole
そして聖ヨセフの日(もちろん父の日でもあります)にはイタリア中で“ゼッポラ”と呼ばれる特別なお菓子を食べる習慣があります。地方によって多少レシピの違い(オーブンで焼いた生地と油で揚げた生地など…)はありますが、一般的にはアマレーナ風味のクリームを詰めた小さなシュークリームの様なものです。“ゼッポラ”は(良き父もそうでない父も)全ての父親が得ることができる大きな幸運と、この先の人生にどんな困難が待ち受けていようと、それ以上の恩恵が待っていることを子供達に期待させる、聖ヨセフの日に象徴的なお菓子です。

Auguri papà!



何はともあれ、全てのお父さんにおめでとう!! たとえ、もうこの世を去ってしまったお父さんにも。なぜなら彼らの愛は私たちを見捨てることなど決してないのですから!!

mercoledì 6 marzo 2013

L’infinito di Giacomo Leopardi

ジャコモ レオパルディの 無限






     L'infinito は世界中で知られ愛され続けている、1800年代のイタリア詩人ジャコモ レオパルディのとても有名な短編詩です。レオパルディは1819年にこの詩を書いたとされていますが、その時彼はまだ20歳を少し過ぎたばかりでした。そして、彼はこの詩を Idilli という詩集に収め1826年に発表しました。この詩集でレオパルディは多くの詩の書き出しに自然描写を用いています。これは彼の心情や感情、そして内的な彼の熟考に生命を吹き込み表現する為のものです。






この孤独な丘, そして, 視界から
さい果ての地平線の大部をさえ切る, この生け垣を
わたしは, いつもなつかしむ。
わたしは, その丘に坐り, 見すえつつ, この生け垣のかなたの
果てしない空間と人間ばなれした沈黙,
そして, こよなく深い静寂を 思いの中に描く;その時
すんでのところで, おののくところだった。
草木を通る 風のような葉ずれの音に耳を傾け
このささやきと, この終わりない静けさとをくらべてみる:
そして 無限と
死んだ季節と, 生きている今と
そのさざめきを思い合わせる。
この無限の中に 私の思いを沈める:
この海への沈没は, 私を甘美さで充たす。

犬丸和雄<いぬまるかずお>
1972年発行 発売元
イタリア書房


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venerdì 1 marzo 2013

Bucatini alla Paesana

Al punto Giuzio!

Francesco Giuzio - Mia bella Roma
フランチェスコ ジィウツィオはフロリダ州(USA)のマイアミビーチにあるイタリアンレストランMia bella Romaのシェフです。彼の名高い料理の数々は、ルカーニア地方 (現在のバジリカータ州)の料理にインスパイアされています。(シンプルですが濃厚な味わいが特徴です!)彼はそのルカーニアの伝統レシピに独自の発想を加えオリジナル料理を創造しています。さあ、イタリアへようこそ! 今日のレシピを作ってみましょう!!








Bucatini alla Paesana - Mia bella Roma

Bucatini alla Paesana

  • ブカティーニ アッラ パエザーナ
  • 4人分
  • エクストラバージンオリーブオイル 150g
  • ブカティーニ (パスタ) 350g
  • にんにく 4片
  • サルシッチャ(生ソーセージ) 30g
  • 菜の花 250g
  • ミニトマト 250g
  • ペコリーノチーズ(熟成されていない方が良) 50g
  • 白ワイン  90cc
  • 唐辛子 2本
  • 塩・こしょう 適量


充分な水と塩を入れたパスタ用鍋を火にかけ沸騰させて下さい。その間に、あたためたフライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクを加え炒めて下さい。にんにくがキツネ色になったらサルシッチャ(生ソーセージ)を加え、火が通るまで炒めて下さい。次にミニトマト、菜の花、唐辛子を加え、さらに白ワインを入れ、蓋をし、数分間蒸し煮して下さい。
沸騰したパスタ鍋にブカティーニを入れ茹でて下さい。パスタの外袋に記載された茹で時間より2分程早くざるにあげ、先ほどの具材の入ったフライパンに移します。この時おたま1杯程のパスタの茹で汁を一緒に加えて下さい。フライパンの汁分がほぼ吸収されるまでソースをパスタにからめて下さい。最後にペコリーノチーズをふりかけ蓋をし、あと2分待って下さい.....さあ、できあがり! ボナペティート!!
翻訳:福島かほる
(...english...)

イタリア語でイタリアについて知りましょうイタリアの歴史やニュース、 雑学や四方山話などをもっともっと知りたい!という時、イタリア語で読書を楽しんでみませんか? www.studiamo.comイタリア発見にはレベル別に様々な読み物があります。
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